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2017年12月28日
 郡中二百年祭をとおして

江戸時代後期に、3期24年の歳月を要し萬安港を完成させ、港の交易により町は飛躍的に発展を続けます。この時代背景のなかで、灘町に、仲田蓼村(なかたりょうそん)、陶惟貞(すえいてい)、小谷屋友九郎(おだにやともくろう)という三人の有能な町人が期せずして現れます。活力がみなぎっていたであろう、郡中の町の雰囲気に影響されながら、この三人の才能は開花したと思われます。

この人達により、俳諧、教育、郡中十錦が広まり、郡中町人文化を形成していきます。なかでも、陶惟貞は、1821年又は1822年から1872年までの50年間、灘町で寺子屋を開き、その間2千人の子弟に学問を教えています。陶惟貞による教育が、郡中方面の人材を育成し、これらの人的資源の質量と港による資本の蓄積が郡中の発展を支えたように思われます。また、大正期に興った削り節業の発展の要因の一つは、事業所が郡中港の近隣に所在し、原材料の搬入や製品の出荷に郡中港を容易に利用できたという、立地の優位性にあります。

このように見ていきますと、砂浜海岸に自普請(民間が責任を持って行う事業のこと)で港を造ろうという無謀ともいえる挑戦が、民力で築いてきた特異な歴史を持つ郡中の原点であり、ここから生まれてきた風土が明治、大正、昭和前期の原動力につながったようです。

萬安港・郡中港・伊予港物語と、五色浜や伊予港防波堤からの景観は、いつまでも後世につないでほしい、郡中のお宝とおもわれます。

下記は、かねてから編集をすすめていました

「民力で築いた町、郡中(ぐんちゅう)のあゆみ (郡中(ぐんちゅう)三町(さんちょう)年表 詳細版3)」です。簡単な解説も付記した年表で、仕様はA4版、33頁になっています。1月中旬頃には印刷ができますので、ご希望の方には、手づくり交流市場町家と郡中いっぷく亭等で無料配布を予定しています。

民力で築いた町、郡中のあゆみ(郡中三町年表)表紙.pdf

郡中三町年表 詳細版3.pdf

株式会社まちづくり郡中 郡中200年祭実行委員会