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2016年4月 5日
郡中に生まれた文化 江山焼(こうざんやき)

古美術関係の方から、「郡中ならではの文化・・・それは郡中十錦と江山焼」とのご指摘をいただきました。江山焼といえば大師堂の金剛力士像と伊藤博文染筆の抹茶茶碗は知られていますがそれ以上のことは一般の方にはあまり知られていないように思われます。郡中200年祭で、郡中に生まれた文化 江山焼を紹介できればと考え関係資料を収集してみました。

江山焼は明治中期の頃から昭和前期に伊予市湊町の陶芸家 槇 江山(本名 槇 鹿蔵)により創作されました。作品は、茶器、花器、人形等が多く、作風は楽焼に似て素朴・風雅な趣があります。磁気では味わえない土の温かさがあり特に陶人形作品に醍醐味があるといわれています。

槇 江山は江戸時代末期に双海町灘町に生まれ萩焼の窯元で修行し、長じて伊予市湊町の槇家へ入り婿。殿町の自宅の庭に窯を築き製作にあたっています。後の大正天皇と昭和天皇が江山焼をお買上げになっていることから当時の江山焼の評価が想像されます。江山焼は後継者がおられましたが戦時下の贅沢禁止令等により需要が減少し廃窯となってしまいました。

一世を風靡した名陶芸家 「槇 江山の作品と足跡」 をいつまでも大切に守り、伝えたいものです。

郡中に生まれた文化 江山焼の魅力.pdf

写真は個人所蔵の江山焼三河万歳